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幼児英語学習における『英語を学ぶ意義』について親が知っておきたいこと

コラム

皆さんも感じている通り、日本では近年ますます英語教育に対する熱が高まってきていますね。ビジネスマンや主婦、学生、引いては未就学児までもが対象となり、英語教育のネタは尽きることがありません。

コロナの影響によって、若干下火になってはいるものの、外国人旅行者や移民の増加もあり、「グローバル化に本腰を入れてきた」という印象の日本。しかし「グローバル化」というものに対し、まだ実感が湧いていない方も少なくないのではないでしょうか。

そこで今回は、幼児英語教育の入り口である、「英語学習の意義」について考えたいと思います。

子どもには英語学習の意義はまだわからない

例えば、学生やビジネスマンにとっては、英語学習が必要な状況はたくさんありますし、海外旅行に行けば「もっと英語を話せるようになりたい」と思う経験も多いですよね。「英語は大事なんだ」と何となく実感していることでしょう。

ですが、子ども(特に幼少の頃)にはそれもまだありません。
「これからの時代は英語が必須だ。英語を勉強しよう」と3歳の子どもが真剣に考えるところは想像できません・・・。

もちろん、自主的かつ前向きに英語に取り組んでもらうための働きかけは色々とありますが、それがすぐに功を奏するとは限りませんので、もし確実に自分の子供に英語習得に取り組んでほしいのなら、ファーストステップはストレートに、「英語を学習するきっかけを親が与えてあげる」ことになります。

そして、家庭においても教育機関においても、子どもたちが英語を学ぶことや英語を使って新しい経験・成功体験をすることを楽しみ、子どもたち自身が「英語を学ぶ意義」に自然と感じていけるような教育環境を提供していかなければいけません。

親が英語を学ぶ意義を理解しサポートする

ここで言うサポートというのは、子どもに英語で話しかけたりして「英語を教える」ということではなく、もう少し長いスパンでの間接的なサポートとなります。そのサポートの中には、外国人の友達を家に呼んで外国人と触れ合う機会を与えてあげたり、インターナショナルスクールのような教育機関を検討といったことも含みます。

ここからが本題となりますが、では、「英語を学ぶ意義」とは何でしょうか。

今回は2つだけ紹介したいと思います。

ビジネスでの英語使用

人口減少に伴う国内マーケットの縮小、企業の海外進出、海外転勤や海外出張など、ビジネスにおいての英語需要は非常に高まっています。
事実、私が以前校長を務めていた都内の英語教室でも、「仕事で英語が必要な為」もしくは「TOEICの点数が必要なので」という理由で受講される方も少なくありませんでした。

ただ、「ビジネスでの英語使用」のみが英語学習の理由だとすると、かなり消極的な理由だと思います。

「社会の状況がそうなっているのだから、仕方なく勉強しよう」という受け身な理由だけでなく、次の点もぜひ意識して頂きたいです。

英語は『世界』とつながれるツール

英語というのはあくまでコミュニケーションを取るためのツールです。ですので、「英語を学ぶこと」が「目的」ではなく、英語で「様々な人とコミュニケーション」を取れることが「目的」であると意識するべきです。

日本の人口は約1億2700万人。世界を見ると、実用レベルで英語を使える人口は、世界人口の4分の1をも占める約17.5億人と言われています。
英語が話せることで、それだけの世界中の人とコミュニケーションが出来るということです。

海外に行きその国の事を理解し、引いては日本の事を理解する経験となる、そして現地での生活や現地の人との話を通してカルチャーショックを受け、知的好奇心を揺さぶられる。そんな一つ一つの経験が、視野を無限に広げてくれます。

「幸せな人生」ということを考えた時に、「英語」そしてその後の「世界」での様々な経験が、本当の意味での豊かな人生を送る一つの大きな助けとなり得ます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

時々私は、お酒の席で海外での経験から感じた熱い想いを人に語り嫌がられますが(笑)、子どもへ目を輝かせて語りかける「熱い」親でありたいですね!

海外での貴重な経験や、英語を通しての貴重な経験に関しては、また改めて。

著者プロフィール

甲斐実  -  CGKインターナショナルスクール理事長  (日本)JAPAN

1984年生まれ。二児の父。
オーストラリア・カナダ・アメリカでの居住・滞在の後、広告代理店にて海外展示会業務と国内広告業務の兼務。
CGKインターナショナルスクール(横浜)においては、理事長としてゼロから起ち上げ、プリスクール経営コンサルも行う。

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