夏祭り2017 ～Summer Festival 2017～

8月27日に、第2回 CGK夏祭りを無事に終えることができました。
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。
在園児とそのご家族のみなさまも、午後の部にご参加いただいた子どもたちとそのご家族のみなさまも、楽しい時間を過ごしていただけていましたら幸いです。

異文化教育に力を入れているCGKらしく、日本と海外を融合させた夏祭りにすることができました。



服装は、浴衣、甚平を着て日本らしい装いでしたが、今年は夏らしい海外のダンスを参加者のみなさまにお届けしたいと、タヒチアンダンサーの布井あやみさんをゲストとしてお迎えすることができました。

素敵な衣装と音楽で登場すると、迫力のあるダンスを披露してくれました。素敵なネックレスに走り出して触りに行ってしまう子がいるほど、華やかなパフォーマンスをしていただきました！
タヒチアンダンスには、ドラムビートで踊る「オテア」と、それぞれの振り付けに意味が込められて手話の役割をしている「アパリマ」という2種類あることも教えていただきました。
また、タヒチでの挨拶、「イアオラナ」は、「おはよう」、「こんにちは」、「こんばんは」といつでも使うことのできる挨拶だということも教えてもらいました。



そのあとには、日本の「うみ」の曲に合わせて簡単な振り付けを教えてもらいました。波や月を表現する振り付けを教えてもらい、子どもたちは夏祭りが終わった後でも覚えていて楽しく踊ることができていました。
普段の先生たちと違う、プロの先生に教えてもらうことも子どもたちにとってとても良い経験となったようです。



その後には、ヨーヨー、Pongalongadong(ボール投げ)、おばけ叩きのゲームブースで遊んだり、お菓子屋さんでお菓子をもらったりしながら保護者のみなさまと楽しい時間を過ごしていました。
3種類のゲーム全てを終えると、かわいい指輪のおもちゃをもらうことができるので、子どもたちは自分のシール表を大切に持ちながらそれぞれのゲームブースでシールを集めていました。保護者の方と一緒に楽しむ子どもたちの姿は園生活とはまた少し違い、先生たちの前で恥ずかしそうにしていましたが、そのような子どもたちの普段と違う一面を見ることができるのも、イベントの楽しみの一つです。



ライトが光る指輪のおもちゃをもらった子どもたちはとても嬉しそうに見せてくれました。ネイティブの先生には、”Look!” と見せ、私たち保育士には、「見てー！」と日本語で話し、両方の言語を使い分けている子どもたちのバイリンガルとして成長している姿にも嬉しくなりました。

そして、子どもたちが一生懸命練習してきた、盆踊りも披露しました。練習の段階から、とても楽しんでいた子どもたちで、夏祭りのお話をしたり、ダンスの話をしたりすると必ず「Bon danceやりたいー！」という言葉が聞こえてきていました。リズムに合わせて楽しく一生懸命踊っている子どもたちの姿は、とても大きな成長として保護者のみなさまに届いていることと思います。



最後のメインプログラムは、CGK手作りのお神輿。子どもたちの元気な「わっしょい！わっしょい！」というかけ声が街中に響きわたる、盛大なものにすることができました。午後の部に参加された子どもたちも保護者の方々も、先生の「わっしょい！」というかけ声の後に続いて大きな声を出していました。



お神輿の練習の際には、「みんなでいっしょに」という話をしていました。本物の大きくて重いお神輿を写真で見せ、大人たちが一生懸命担いでいる姿を見ながら、「1人では重くて担ぐことができないからたくさんの人たちで一緒に担いでいるんだよ。そして、みんなが同じ方向を見て歩いているね。」と、協力することも話していました。縄を引っ張ったり、手を離してしまったりしたらお神輿を安全に担ぐことができないと伝えると、子どもたちも真剣に縄を持って息を合わせて、「わっしょい！」と声をかけていました。

無事に、夏祭りを終えることができ、また、子どもたち、保護者の方々の楽しそうな姿を見ることができ、私たちもとても嬉しく思います。
引き続きさまざまな体験を子どもたちにさせてあげることができるようスタッフ一同、頑張っていきます。